ノーコード開発アプリおすすめ11選|選び方と作成事例について

近年、あらゆる分野でのデジタル化やビジネスのDX化が推進される中で、ノーコードという言葉を目にする機会が増えたのではないでしょうか。ノーコードとは、ソースコードを用いないシステムの開発手法です。IT人材が不足する現代において、今後さらに重要な役割を担っていくと予想されています。
しかし、「正直ノーコードでどんなサービスが作れるのかわからない」といった人も多いでしょう。
そこでこの記事では、ノーコード開発におすすめのアプリを活用事例と合わせて紹介していきます。
様々な種類のノーコード開発アプリの中から自社に最適なものを選ぶためにも、ぜひ参考にしてください。
ノーコードとは?
ノーコードとは、ソースコードを入力せず、GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)を視覚的にドラッグ&ドロップすることでシステム開発する手法です。
ソースコードの入力が不要なため、プログラミング知識が一切無い人でもシステム開発が可能となる大きなメリットを持ちます。
通常、Webサービスやアプリのシステムを開発する際には、1からソースコードを用いて作り上げる「スクラッチ」といった手法を使います。しかしこのスクラッチには、プログラミングの専門的知識が必要なだけでなく、開発に時間やコストがかかるというデメリットがありました。
そこで、近年注目を集めているのがノーコードです。ノーコードによって、専門知識が無い人による開発が可能になっただけでなく、システム開発にかかる期間やコストを大幅に削減できるようになりました。
IT人材の不足やDX化の推進が進む現代で、ノーコードはこれからさらに重要な役割を果たしていくと予想されています。

ノーコード開発でおすすめのアプリ11選
ノーコードがソースコードを使用しないシステム開発手法であることは前述した通りです。ここでは、そのノーコード開発におすすめのアプリ11選を紹介していきます。
アプリによって、得意とするコンテンツが異なりますので、ぜひ自分が作りたいサービスに最適なものを見つけてください。
- Adalo
- Bubble
- AppSheet
- FlutterFlow
- Glide
- Webflow
- STUDIO
- Platio
- Airtable
- Shopify
- Yappli
以下の記事も併せてご覧ください。
関連記事:ノーコードツール比較20選!特徴や料金、選び方まで解説
Adalo|シンプルな操作性
引用元:Adalo
【Adaloのおすすめポイント】
- ビジネス向けアプリの構築
- シンプルな操作性
- ネイティブアプリの開発にも対応
Adaloは、モバイルアプリの開発を得意とするノーコード開発アプリです。
その他のノーコードツールと比較しても非常にシンプルなつくりとなっており、簡単な操作でアプリを開発できます。Webアプリだけでなくネイティブアプリの開発にも対応しているのも特徴の1つです。
しかし、シンプルゆえに柔軟性に欠け、モバイル用のシンプルなアプリ以外の開発には物足りなく感じるかもしれません。
Adaloは無料プランでもテストアプリであれば無制限で作成できるため、お試しとして利用してみるのもおすすめです。
Bubble|本格的なアプリ開発
引用元:Bubble
【Bubbleのおすすめポイント】
- 無料プランあり
- 本格的なアプリ開発が可能
Bubbleは、世界的にも人気なノーコード開発アプリです。
これまで330万件以上のアプリ開発で使用されてきた実績を誇ります。
アプリの公開をしなければ、無料でも本格的な開発が可能です。
特にWebアプリ開発向けのツールですが、ネイティブアプリの開発にも対応したことで、実用性が高まっています。
AppSheet|豊富な機能性
引用元:AppSheet
【AppSheetのおすすめポイント】
- 豊富な機能性
- 無料プランあり
- 日本語対応
AppSheetは、Google社が提供するノーコード開発アプリです。
多少の機能制限はありますが、アプリを公開しない限り無料で利用できます。
また、GoogleスプレッドシートやGoogleドライブに加えて、ExcelやCloudSQLなどのデータソースに対応しています。
無料プランでも個人や小規模なチームで利用するには十分なサービス開発が可能です。
FlutterFlow|高度なサービス開発に対応
引用元:FlutterFlow
【FlutterFlowのおすすめポイント】
- 高度なサービス開発が可能
- ローコード開発も可能
- ネイティブアプリの開発にも対応
- 圧倒的な開発スピード
FlutterFlowは、高度なサービス開発が可能なノーコード開発アプリです。
Web向け・iOS・Androidといった異なるプラットフォームのアプリを一度に開発できる非常に高い性能を備えています。また、アプリの開発スピードは従来のスクラッチによる開発の10倍早いと言われており、大きな開発コストの削減にも繋がるでしょう。
あわせて、ノーコードでありながら高度なサービスの開発にも対応しているため、国内外で多くのユーザーを獲得しています。ローコードでの開発もできることから、さらに開発の幅が広がるのではないでしょうか。
FlutterFlowの無料プランは、公開やダウンロードなどの制限はありますが、お試しのアプリ開発での利用としては十分です。
Glide|本格的なアプリ開発に対応
引用元:Glide
【Glideのおすすめポイント】
- 本格的なアプリ開発が可能
- データベースはGoogleスプレッドシートを使用
Glideは、10万社以上の企業がアプリ開発に使用しているノーコード開発アプリです。高性能なアプリをドラッグ&ドロップといった直感的な操作のみで開発できます。
作成されたアプリは全てのデバイスで、デザイン性・操作性ともに適切な形として表示されます。
無料の「Personalプラン」でもアプリ開発は可能ですが、容量や機能面に制限があるため、本格的なアプリ開発がしたい方は有料プランへの切り替えが必要です。
Webflow|本格的なサイト運用におすすめ
引用元:Webflow
【Webflowのおすすめポイント】
- 本格的なサイトデザイン
- アニメーションの実装に対応
- Editorによる編集が可能
- SEO対策にも対応
Webflowは、本格的なサイトの開発におすすめのノーコード開発アプリです。
WebflowはCMSというコンテンツ管理システムを作成できるため、本格的なサイトをノーコードで運営できます。もちろんサーバーレンタルやサイトマップの構築などにもコード入力は必要ありません。
さらに、サイト運営として重要なSEOへの対策にも対応しており、ノーコードによる効率的かつ機能面としても優秀なサービスとして人気のツールとなっています。
Webflowの「Starterプラン」は無料で利用できますが、ドメインやページの制限が厳しいため、本格的なサイト運営をするのであれば有料プランへの加入が必須となるでしょう。
STUDIO|デザイン性の高さが魅力
引用元:STUDIO
【STUDIOoのおすすめポイント】
- 国産ツール
- 高いデザイン性のサイトを実現
STUDIOは、デザイン性の高いサイト設計におすすめのノーコード開発アプリです。
ノーコードにもかかわらず、テンプレートのままではなく、細かいデザインの設定まで行えます。また、デザインしたサイトはワンクリックで公開可能で、CMSというコンテンツ管理システムも作成できるため、面倒なサーバー設定や他のツールは必要ありません。
国内でも規模や業種を問わず様々な企業が導入しており、そのサービスの質の高さを証明しています。
また、国産のサービスということで、全ての工程を日本語でサポートしてもらえる点も人気の理由となっています。STUDIOは無料プランも提供しているため、お試しとして利用してみるのもおすすめです。
Platio|現場の作業効率化におすすめ
引用元:Platio
【Platioのおすすめポイント】
- 現場業務の効率化に最適
- 最短3日で作成可能
- 国産ツール
Platioは、現場業務用のモバイルアプリ開発に特化したノーコード開発アプリです。
棚卸報告や勤怠連絡・工場日報などをはじめとした100種類を超えるテンプレートから業務に応じたアプリを作成できます。最短3日でアプリを作成し、その日から現場で活用できる、DX化に最適なツールです。
Platioには月額2万円〜の有料プランしかありませんが、導入による作業の効率化が大きいことから、数多くの企業の現場で利用されています。
また、国産ツールであるため、開発や運用の段階でトラブルが生じた場合も日本語でサポートしてもらえるという安心感もあります。
Airtable|無料プランあり
引用元:Airtable
【Airtableのおすすめポイント】
- 幅広い規模のデータに対応
- 機能の充実したモバイルアプリ
- 無料プランあり
Airtableは、50万以上の企業チームで使用されているノーコード開発アプリです。
シンプルな操作性は表計算ソフトと似ていますが、データベースをはじめとしたビジネス向けのサービス開発として利用できます。無料プランでも個人や小規模なチームのデータ管理であれば問題ありません。
また、セキュリティ性能にも優れ、安心安全なデータ共有を可能とします。
Shopify|ECサイトの運用に特化
引用元:Shopify
【Shopifyのおすすめポイント】
- 高度なECサイト開発に対応
- 運用のすべての管理が可能
- 日本語サポートあり
Shopifyは、ECサイトの開発に特化したノーコード開発アプリです。ECプラットフォームとしてのシェア率は世界で第1位を誇っています。
サイトの開発から商品の販売・在庫管理など全てをShopify内で完結できます。また、100種類以上のテンプレートを使って柔軟性の高いデザインに仕上げることも可能です。Shopifyの表示言語は英語ですが、日本語でのサポートにも対応しているため、初心者でも安心して利用できるでしょう。
Yappli|幅広い分野に対応
引用元:Yappli
【Yappliのおすすめポイント】
- 幅広い分野に対応
- 分析も可能
- 国産ツール
Yappliは、幅広い分野でのモバイルアプリ開発に対応したノーコード開発アプリです。
2024年8月時点で、700社以上の企業に導入されており、サービスの質も証明されています。
アプリ開発をはじめ、運用や分析までYappliだけで完結できます。iOSとAndroidどちらのプラットフォームにも対応しており、それぞれのシステムを構築する手間がかかりません。
また、シンプルな画面を直感的に操作するだけでサイトのデザインや運用が可能となります。国産ツールであるため、初心者でも安心して導入できるのではないでしょうか。

ノーコード開発アプリを選ぶポイント
ここまででおすすめのノーコード開発アプリを紹介しました。
ここでは、ノーコード開発アプリを選ぶ上で注意してほしいポイントを解説していきます。
導入した後に、自社に合ってなかったなんて事態が起きないように、ぜひ参考にしてください。
- 日本語の対応
- 目的に合っているか
- 知識とレベルに合っているか

日本語の対応
開発アプリが日本語に対応しているかは、システム開発初心者にとっては特に重要なポイントです。
ノーコードで複雑な操作が必要ないとはいえ、システムを開発するとなると不明点や疑問点は生じるものです。しかし、現在提供されているノーコード開発アプリの主流は海外製であり、日本語に対応していない製品がほとんどです。
開発だけでなく運用・分析としても利用したい場合は、国産ツールもしくは日本語サポートに対応しているアプリを選ぶと安心です。
目的に合っているか
自社が開発したいシステムに対応しているか、確認しなければなりません。
開発アプリによって、対応できる分野や得意とするコンテンツが異なります。例えば、モバイル向けのアプリを開発したいのであれば、ネイティブアプリ開発に対応した開発アプリを選ばなければなりません。
このように、導入してから未対応に気付くなんて事態が起きないように、事前にどんな目的でどんなアプリを開発したいのかを明確にしておきましょう。
知識とレベルに合っているか
自分の知識に合ったレベルの開発アプリを選びましょう。
知識とレベルに合っているか
自分の知識に合ったレベルの開発アプリを選びましょう。
ノーコードはプログラミングなどの専門知識が不要とはいえ、デジタルに関する知識はそれなりに必要です。初心者がレベルの高い開発アプリを使ってしまうと、機能が使いこなせず、納得のいくシステムが作れないなんてことにも繋がりかねません。
無料プランを提供している開発アプリもたくさんあるため、まずはそこでシステム開発を学んでから、高い性能を持った開発アプリを使用しましょう。初心者がレベルの高い開発アプリを使ってしまうと、機能が使いこなせず、納得のいくシステムが作れないなんてことにも繋がりかねません。
無料プランを提供している開発アプリもたくさんあるため、まずはそこでシステム開発を学んでから、高い性能を持った開発アプリを使用しましょう。
ノーコードアプリ導入の流れ
ノーコードアプリを成功させるには、段階的なプロセス設計が不可欠です。目的の明確化から始まり、ツールの選定、必要機能の整理、入念なテスト、そして公開という一連の流れを丁寧に踏むことで、開発効率と成果を最大化できます。
ここでは、各ステップで押さえるべき要点を具体的に解説していきます。
課題の明確化
ノーコードアプリの導入は、解決すべき課題が明確であるほど成功の確率が高まります。
まず、業務プロセスの中で非効率や属人化が発生している場面を洗い出し、どの部分にアプリが必要かを特定する作業から始めましょう。
たとえば、営業日報の記入ミスが多発している場合、報告内容の入力フォームを標準化することで精度と回収率を高められます。課題を具体化し、その背景や影響度も併せて把握することで、開発すべきアプリの方向性が見えてきます。
さらに、誰が利用するのか、どのようなタイミングで使われるかを明確にすることで、設計方針や必要機能の優先度を判断しやすくなるでしょう。抽象的な要望にとどまらず、実際の業務現場に基づいたニーズを整理することが、無駄のないアプリ構築への第一歩となります。
ツール選定
明確化された課題をもとに、開発に適したノーコードツールを選定する段階に移ります。ツール選びでは、UI設計の柔軟性、外部システムとの連携性、セキュリティ対応の有無、拡張性など多角的に比較することが重要です。
たとえば、業務系アプリを内製化する企業では、国産の業務特化型ツール「サスケWorks」や「kintone」のように、日本語で直感的に操作できるものが好まれる傾向があります。一方、複雑なデータ処理や多機能なアプリを構築する場合は、「Bubble」や「Adalo」など高い拡張性を備えた海外製ツールが向いています。
無料プランの内容やテンプレートの充実度、利用実績も加味することで、自社の目的に合致した選定が可能です。導入後の学習コストや運用体制も想定しながら、長期的な活用を見据えた選び方が求められます。
必要な機能の確認
ツールを決定したら、開発対象となるアプリに搭載すべき機能を明確にします。ここでは、業務フローを構成する各工程において、どの処理がアプリで代替可能かを整理する視点が必要です。
たとえば、予約受付を想定する場合、日時選択・入力フォーム・メール通知・データの自動蓄積といった要素が挙げられます。加えて、担当者の確認機能やカレンダー表示など、ユーザーにとって必要不可欠な利便性も盛り込むべきです。
ノーコードツールでは、機能の追加が柔軟にできる反面、後からの変更が煩雑になるケースも少なくありません。そのため、事前に操作フローや画面構成、データベースの構造までをシミュレーションし、過不足のない機能構成を策定することが重要です。
テスト
アプリの開発が完了したら、公開前に入念なテストを実施します。単に機能が動作するかを確認するだけでなく、ユーザーの視点から操作性や利便性を多角的に検証する必要があります。
たとえば、入力エラー時の挙動、スマートフォンやタブレットでの表示、通信状況が悪い場合の動作安定性など、実運用に近い条件下でのチェックが有効です。
また、想定される業務シナリオに沿ったテストケースを用意し、再現性や処理スピード、誤作動の有無なども評価しましょう。
社内ユーザーや関係者による試用テストを通じて、想定外の問題点を洗い出すことができます。テストで得られた改善要望は、修正を行ったうえで再度確認するサイクルを経ることで、安定した品質のアプリとして仕上がります。
公開
全ての準備が整った後は、アプリを社内または外部に公開するフェーズです。公開手順としては、App StoreやGoogle Playへの登録、社内イントラネット上での配布、もしくはURLリンク形式での展開など、用途や対象によって方法が異なります。
公開時には、操作マニュアルやFAQ、問い合わせ先などのサポート情報も併せて準備すると安心です。
また、初期段階では利用者からの声を集めやすいよう、フィードバックフォームを設けると改善のヒントを得られます。
アプリの導入効果は、公開後の活用次第で大きく変わります。ユーザーの利用状況を定期的に分析し、UIや機能のチューニングを続けることで、より良いサービスへと成長していく仕組みを構築しましょう。
ノーコードアプリ導入を失敗しないポイント
アプリを導入するだけでは業務改善は実現しません。成功へ導くためには、目的と手段の整合性、継続的な運用体制、社内への理解と調整が不可欠です。
ここからは、ノーコード導入の失敗を防ぐために実践すべき3つの視点を具体的に解説します。
課題の明確化とツール選定
ノーコードアプリの導入で最も陥りやすい失敗は、目的が曖昧なまま開発を開始してしまうことです。業務課題の本質を把握せずに進めてしまうと、ツールの選定基準が不明確になり、結果的に目的に合わない機能を実装するリスクが高まります。
たとえば、複数部署で情報共有を行いたいにも関わらず、データ連携機能が不十分なツールを選んだ場合、後から再構築が必要になることもあります。課題を定量的かつ具体的に定義し、それに基づいて機能要件を導出するプロセスを省略してはなりません。
さらに、選定時にはコスト・運用負荷・サポート体制・日本語対応なども評価対象に加えるべきです。導入後の操作習得や活用度を左右する要因となるため、単なる機能比較ではなく、業務全体との親和性を重視した判断が求められます。
導入後の運用・改善体制
ノーコードツールは素早く開発できる点が強みですが、初回リリースがゴールではありません。むしろ導入後の運用体制が整っていなければ、せっかくのアプリも次第に使われなくなる可能性があります。
継続的に価値を発揮するためには、利用状況をモニタリングしながら改善のサイクルを回す体制づくりが必要です。具体的には、担当者の明確化、改善要望の受付窓口、アップデート方針の策定などをセットで設計しておきます。
また、利用者への操作教育やQA対応も忘れてはなりません。エラー対応マニュアルやよくある質問集を整備しておけば、現場の混乱を最小限に抑えられます。
システムと同様に、運用面のドキュメントも初期段階から併せて整えることが、スムーズな運用開始と長期的な定着につながります。
現場の理解と調整
ノーコードアプリの活用は、現場との協力関係があってこそ成立します。とくに、業務を実行する従業員の理解と納得が得られなければ、ツールの導入が形骸化する恐れがあります。そのため、開発初期から現場を巻き込む姿勢が極めて重要です。
現場との調整は、単なる事前説明に留まらず、ワークショップ形式で業務フローを見直す機会を設けると効果的です。業務上の課題を共有しながら、アプリによって解決されるプロセスを共に可視化することで、関係者全員の理解が深まります。
また、新しいツールの導入に対する抵抗感を最小限に抑えるには、段階的な導入やパイロット運用の活用も有効です。成功事例や定量的な効果を示すことで、組織内での合意形成を促進できます。現場との信頼関係を築きながら進める姿勢が、導入の成否を左右するでしょう。
ノーコードでのアプリ開発なら「ノーコード総合研究所」
ノーコード総合研究所は、ノーコードツールを活用し、従来の約3分の1の期間と費用でWebアプリや業務システムを開発している、国内最大規模の受託開発会社です。開発だけでなく、新規事業の立ち上げ支援や業務効率化、AI導入まで幅広く対応しています。
企画段階からUI/UX設計、マーケティング支援まで一貫して伴走する体制を整えており、技術だけでなく事業成長にも貢献することを重視しています。ノーコードに関する豊富な知見と実績を活かして、柔軟に支援可能です。
ノーコードでアプリ開発した事例
ここまでにおすすめのノーコード開発におすすめのアプリや選ぶポイントを解説しました。
ここでは、実際にノーコードでアプリ開発した事例を2つ紹介していきます。
- ブラリノ
- あいホームバーチャル展示場
ブラリノ
引用元:ブラリノ
ブラリノはノーコード開発アプリ「Bubble」で作られた、結婚式の準備をサポートするサービスです。
わかりやすい機能で結婚式の準備を簡単に管理でき、準備費用の大幅な削減も期待できます。また、ブラリノは全ての機能を無料で利用できるという点も人気の理由となっています。
ブラリノはリリース後に事業売却されており、Bubbleで作られたサービスとして日本で初めて売却された事例となりました。
あいホームバーチャル展示場
引用元:あいホーム
あいホームバーチャル展示場は、株式会社あいホームがノーコード開発アプリ「Bubble」で作成したサービスです。
パソコンやスマートフォンでモデルハウスの内覧が可能で、リモートでも部屋の細部まで確認できることから多くの訪問者を集めています。
約1ヶ月で作成したというこのサービスを開始した翌年には、あいホームの契約数は128%増を記録しています。
ノーコードアプリに関するよくある質問
ここではノーコードアプリに関してよくある質問に回答していきます。
ノーコードアプリとは何ですか?
ソースコードを用いずにシステムを開発する手法をノーコードと呼びます。
そして、そのノーコードを用いてWebサービスやアプリを開発するサービスをノーコードアプリといいます。
プログラミング知識が無くても高度なシステム開発ができることから、近年注目を集めています。
ノーコードの欠点は何ですか?
ノーコードには主に以下のような欠点があります。
- 柔軟性が低い
- 適応分野が限られる
- 開発後もプラットフォームに依存する
ソースコードの入力なしでアプリ開発ができるという点がノーコードの大きな特徴ですが、それは同時に柔軟性の低さにも繋がります。プラットフォームの機能で開発するため、細かい調整や複雑な設定はできません。そのため、ノーコードでは対応できない分野があるという点が大きなデメリットといえるでしょう。
まとめ
ノーコードは、ソースコードを用いずにシステムを開発する手法です。ノーコード開発アプリを利用すれば、プログラミング知識が無くても誰でも簡単にWebサービスやアプリの開発が可能となります。
近年のIT人材不足やDX化推進によって、ノーコード開発はこれからますます普及が進んでいくでしょう。デジタル化に対応していくためにも、自社にとって最適なノーコード開発アプリを使う必要があります。
使用用途や必要な機能を明確にし、開発したいシステムに合ったアプリを慎重に選んでいきましょう。
参考:ノーコード開発ツールAdalo(アダロ)とは?どのようなアプリが開発できるのか解説!
