M&A案件検索・営業支援プラットフォーム

プロジェクト概要
M&Aの買い手企業が業種・エリア・売上規模などの条件で社内データベースのノンネーム案件を自ら検索・閲覧できるWebプラットフォームです。買い手のアクション(閲覧ログ・検索ワード)を管理画面で可視化することで、M&Aアドバイザーが「今、関心が高まっている買い手」を特定してデータドリブンに営業できる仕組みを実現しています。
開発の背景と課題
C社は社内にM&Aデータベースを保有していましたが、その活用は各アドバイザーの個人の知見と手元リストに依存しており、組織全体として網羅的にマッチングへ活かす体制が整っていませんでした。また、売り手案件を買い手候補に提示する際も個別連絡が主であったため、多くの買い手へ迅速に情報を届ける手段がなく、「どの買い手がどのような案件を探しているか」というリアルタイムのニーズも可視化されていませんでした。これらの属人化・非効率・機会損失を同時に解消するため、買い手主導の案件検索基盤とアドバイザー向けの営業支援機能を一体で開発しました。
機能一覧
ノンネーム案件の検索・閲覧機能
買い手企業が業種・エリア・売上規模などの条件を設定し、データベース内の匿名案件を自ら検索・絞り込めるWebデータベースをBubbleで構築しました。アドバイザーが想起できなかった組み合わせのマッチングが生まれる環境を実現しています。
IM請求・問い合わせ機能
気になった案件に対してワンクリックでIM(企業概要書)の請求や問い合わせができる機能を実装し、買い手のアクションをオンラインで完結できるようにしました。
閲覧ログ・営業支援機能
買い手の検索履歴・閲覧ログを管理画面で可視化し、「今どの買い手がどんな案件に関心を持っているか」をリアルタイムで把握できる営業支援ダッシュボードを構築しました。アドバイザーが確度の高いタイミングでアプローチできます。
期待される効果
IM提案数の増加とマッチング精度の向上
買い手が自ら案件を検索できる環境を提供することで、アドバイザー個人の知見に依存せず、これまで見過ごされていたマッチング機会を拾えるようになります。閲覧ログを活用したデータドリブンな営業により、確度の高いアプローチが可能になります。
アドバイザーの業務効率化
案件案内やニーズヒアリングの初期工程をシステム上に移行することで、アドバイザーはより付加価値の高い交渉・クロージング業務に集中できる体制をつくります。
開発のこだわり
既存の社内データベースをいかに効率よくプラットフォームと連携させるかを設計の核に据え、外部データからの自動入力フローをあわせて構築しています。また、経営者層が移動中でも確認できるよう、PC・スマートフォン双方でストレスのないUI/UXを実現しました。