kintone 料金はいくら?プラン別の費用と数年運用の総コスト比較【2026年最新】

目次

はじめに

業務アプリを手軽に作れるノーコードツールとして人気のkintone(キントーン)ですが、いざ導入を検討すると「結局いくらかかるのか」「自社の規模だと高いのではないか」と料金面で迷う方が多いものです。kintoneは1ユーザーあたりの月額制で、プランや契約人数、追加するプラグインによって総額が変わるため、全体像がつかみにくいのが実情です。とくに、最小契約ユーザー数や、後から必要になるプラグインの費用を見落とすと、「思っていたより高かった」となりがちです。料金を正しく把握するには、表に出ている月額だけでなく、契約の前提条件や追加費用まで含めて捉える必要があります。

この記事では、kintone 料金をプラン別に分かりやすく整理します。ライト・スタンダード・ワイドの月額と最小契約ユーザー数、見落としがちなプラグインの追加費用を解説したうえで、「高い」と言われる理由や、数年運用したときの総コストを自社開発と比較します。さらに、kintoneが向くケースと、固定的な業務なら自社開発のほうがコストを抑えられるケースも公平に紹介します。なお、料金は改定されることがあるため、最新の正確な金額はkintone公式の料金ページで必ずご確認ください。読み終えたとき、自社の予算で本当にkintoneが妥当かを判断できる状態を目指します。

kintoneの料金プラン(ライト・スタンダード・ワイド)

料金プランを比較する資料

kintoneの料金は、3つのコースに分かれています。下記は1ユーザーあたりの年額契約時の月額目安(税抜)です。初期費用は無料で、1か月から契約できます。

コース月額(1ユーザー・税抜)最小契約ユーザー数主な対象
ライトコース約1,000円10ユーザー小規模・標準機能で十分
スタンダードコース約1,800円10ユーザー拡張機能・連携を使いたい
ワイドコース約3,000円1,000ユーザー全社・大規模導入

ライトとスタンダードの大きな違いは、プラグインや外部サービス連携、APIなどの拡張機能が使えるかどうかです。本格的に業務を作り込みたい場合はスタンダード以上が必要になります。正確な最新料金は公式ページをご確認ください。

kintoneは「高い」のか?最小ユーザー数と総額の考え方

費用を計算する担当者

「kintone 料金 高い」と検索される背景には、最小契約ユーザー数があります。ライト・スタンダードは最小10ユーザーからの契約となるため、たとえ実際に使うのが3〜4人でも、10ユーザー分の料金を支払うことになります。

たとえばスタンダードコースを最小構成で契約すると、月額は1,800円×10ユーザー=18,000円、年額にして約216,000円が目安です。少人数で使い始めたい企業にとっては、この最小人数の壁が「割高に感じる」要因になります。自社が何人で使うのかを踏まえ、最小人数の料金を前提に総額を見積もることが大切です。

プラグイン・連携サービスの追加費用

拡張機能を追加するアプリ画面

kintoneの料金を考えるうえで見落としがちなのが、プラグインや連携サービスの追加費用です。kintoneは標準機能だけでも業務アプリを作れますが、帳票出力や高度な集計、外部サービス連携などを実現するには、サードパーティ製のプラグインを追加するのが一般的です。

これらのプラグインの多くは、kintoneの利用料とは別に月額または買い切りの費用がかかります。「必要な機能をそろえたら、プラグイン代でkintone本体より高くなった」というケースもあります。kintoneの総額を見積もる際は、本体の料金だけでなく、自社に必要なプラグインの費用まで含めて考えることが重要です。

数年運用したときの総コスト ― kintone vs 自社開発

長期コストのグラフを分析

kintoneの料金は月額制のため、長期間使うほど支払総額が積み上がります。ここを「数年単位の総額」で捉えると、自社開発との比較が見えてきます。

項目kintone(スタンダード最小構成)自社開発(ノーコード)
初期費用無料かかる
月額費用約18,000円〜+プラグイン代なし(保守費は別)
5年間の概算約108万円〜+プラグイン代初期費用+保守
自社業務への適合標準機能に合わせる業務に合わせて作れる

スタンダード最小構成でも5年で約108万円、これにプラグイン代が加わります。一方、機能が固まっている業務であれば、ノーコード(Bubble)で自社開発したほうが、月額の積み上げがない分、数年単位では総額を抑えられることがあります。費用は「月額の安さ」ではなく「数年の総額」で比較しましょう。費用感の考え方は業務システム開発の費用目安もご覧ください。

kintoneが向くケース・自社開発が向くケース

選択肢を比較検討する会議

kintoneと自社開発は、どちらが優れているということではなく、向いている場面が異なります。公平に整理しておきましょう。

kintoneが向くのは、現場で頻繁にアプリを作り替えたい、まずは小さく試したい、標準機能とプラグインで要件が満たせる、という場合です。一方、自社開発が向くのは、利用人数や運用期間が長く月額の積み上げが大きい、自社独自の業務フローが多くプラグインでも対応しきれない、複数システムと密に連携したい、という場合です。自社の状況がどちらに近いかで選ぶとよいでしょう。

事例:kintoneの月額を見直し自社開発に切り替えたケース

ノーコードで業務アプリを作る画面

ある中小企業では、複数の業務をkintoneで運用していましたが、利用人数の増加と必要なプラグインの追加で、月額費用が年々ふくらんでいました。数年分の支払総額を試算したところ、想定よりかなり大きな金額になることが分かりました。

そこで、運用が固まっていた業務を、ノーコードで自社開発するシステムに切り替えました。初期費用はかかったものの、月額のライセンス費用とプラグイン代がなくなり、数年単位で見ると総コストを抑えられました。自社の業務にもぴったり合い、機能追加も柔軟になりました。kintoneで業務を固め、安定した部分を自社開発に移すという進め方が、コスト最適化につながった事例です。SaaSから自社開発への移行はSaaSが合わないなら自社専用業務システムもご覧ください。

💡 ポイント:kintoneの料金は「月額の安さ」ではなく、最小人数・プラグイン・運用年数まで含めた「総額」で判断しましょう。固定的な業務は自社開発のほうが安くなることもあります。

よくある質問(FAQ)

Q. kintoneの料金はいくらからですか?

A. ライトコースで1ユーザー月額約1,000円、ただし最小10ユーザーからのため、月額約10,000円〜が目安です。最新額は公式ページでご確認ください。

Q. kintoneは高いと言われるのはなぜですか?

A. 最小契約ユーザー数が10人で、少人数でも10人分かかること、プラグイン代が別途必要になることが主な理由です。

Q. プラグインにも料金がかかりますか?

A. はい。多くのプラグインはkintone本体とは別に費用がかかります。総額に含めて見積もりましょう。

Q. 自社開発とどちらが安いですか?

A. 利用人数や運用年数が大きいほど、月額の積み上げで自社開発が有利になることがあります。数年の総額で比較しましょう。

まとめ

kintone 料金は、ライト・スタンダード・ワイドの3コースに分かれ、1ユーザーあたりの月額制です。注意したいのは、ライト・スタンダードが最小10ユーザーからの契約である点と、本格的に使うにはプラグインの追加費用がかかる点です。これらを含めずに月額だけで見ると、実際の総額との差に驚くことになります。料金は改定されることもあるため、最新額は必ず公式ページで確認しましょう。

そして、kintoneは月額制ゆえに、長期間・多人数で使うほど支払総額が積み上がります。現場で柔軟にアプリを作りたい段階ではkintoneが向きますが、運用が固まった業務や独自要件の強い業務では、ノーコードで自社開発したほうが、数年単位では総コストを抑えられることがあります。大切なのは、kintoneが悪いということではなく、自社の使い方と運用期間に照らして総額を見極めることです。少人数で柔軟に試したい段階ではkintoneが力を発揮し、業務が固まって長期運用する段階では自社開発が効いてくる、というように、フェーズによって最適解は変わります。「自社の場合kintoneと自社開発のどちらが安いか」「kintoneの月額が気になってきたので見直したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。利用規模と運用年数を踏まえた費用の試算と、最適な進め方を中立的にご提案します。kintoneを使い続けるべき場合は、その旨も正直にお伝えします。

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