kintone 費用【2026年版】料金プランと選び方

目次

はじめに

kintoneを導入するとき、多くの担当者が最初に確認するのは月額料金です。ただし、実際の判断では「1ユーザーいくらか」だけでは足りません。利用人数、必要なアプリ数、外部連携、プラグイン、ゲストユーザー、セキュリティ、運用担当者の工数まで含めて見る必要があります。

2026年8月時点の公式料金では、kintone 費用はライトコースが月額1,000円、スタンダードコースが月額1,800円、ワイドコースが月額3,000円です。いずれも1ユーザーあたりの税抜価格で、ライトとスタンダードは最小10ユーザーから、ワイドは最小1,000ユーザーから契約します。

注意したいのは、古い記事に旧価格が残っていることです。過去の780円、1,500円、5ユーザー開始といった情報を前提に見積もると、社内稟議や比較表がずれます。この記事では、kintone公式料金ページをもとに、現在の料金、10ユーザー時の目安、プラン選定、導入後に増えやすいコストを整理します。

費用を抑えるコツは、安いコースを選ぶことだけではありません。自社の業務に必要な連携や権限を先に決め、無駄なアプリ作成や後戻りを減らすことです。

特に、kintoneは現場が自分で改善できる一方で、設計を決めずに始めるとアプリが増えすぎます。最初の費用比較では、月額料金と運用設計をセットで見てください。

kintone 費用の公式料金

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まず、2026年8月時点の基本料金を整理します。公式ページでは、初期費用は無料、1か月から契約可能と案内されています。年額サービスも選べますが、ここでは月額の判断を中心に見ます。

コース月額料金(税抜)最小ユーザー数10ユーザー時の月額目安主な特徴
—:—:—:
ライト1,000円/1ユーザー10ユーザー10,000円最小限の業務改善向け
スタンダード1,800円/1ユーザー10ユーザー18,000円連携・プラグイン利用向け
ワイド3,000円/1ユーザー1,000ユーザー対象外大規模利用向け

年額では、1ユーザーあたりライト12,000円、スタンダード21,600円、ワイド36,000円です。10ユーザーでスタンダードを使う場合、ライセンス費は月額18,000円、年額216,000円が目安です。

オプションも確認します。ゲストユーザーはライトが月額700円、スタンダード/ワイドが月額1,440円です。セキュアアクセスは月額250円/1ユーザー、ディスク増設は月額1,000円/10GBです。メール共有や連携コネクタも使い方で費用が変わります。

つまり、見積もりでは基本ライセンス、ゲスト、セキュリティ、容量、連携サービスを分けて計算することが重要です。

料金プランの選び方

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ライトコースは、まず部署内の情報共有やシンプルな台帳管理を始めたい会社に向いています。アプリ数は200個、スペース数は100個です。一方で、kintone FAQでは、ライトコースではAPIやJavaScriptを利用したカスタマイズができないと説明されています。

スタンダードコースは、外部サービス連携、プラグイン、API、JavaScriptを使いたい場合の基本候補です。アプリ数は1,000個、スペース数は500個、1アプリごとのAPIリクエスト数は1万/日です。kintone AIは500クレジット×ユーザー数が案内されています。業務アプリを複数部署で使うなら、最初からスタンダードを検討した方が後戻りを減らせます。

ワイドコースは、全社・大規模導入向けです。最小1,000ユーザーで、アプリ数3,000個、スペース数1,000個、1アプリごとのAPIリクエスト数10万/日が目安になります。大規模利用向け機能やAIクレジットの上限も増えるため、部署単位ではなく全社共通基盤として考える場合に向きます。

迷った場合は、外部連携やプラグインが必要ならスタンダード以上、大規模な全社基盤ならワイド、シンプルな台帳だけならライトという順で考えると整理しやすいです。kintone導入後の業務改善効果は、kintone 導入メリットでも整理しています。

月額以外に見落としやすい費用

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kintoneの費用は、ライセンスだけで終わりません。導入初期には、業務整理、アプリ設計、権限設計、既存Excelの移行、通知設定、画面項目の整理が必要です。これらを曖昧にしたまま作ると、アプリが増えすぎたり、同じ情報を二重登録したりします。

外部連携にも注意が必要です。フォーム、帳票、電子契約、会計、チャット、基幹システムとつなぐ場合、kintone本体とは別に連携サービスや開発費が発生することがあります。WebhookやAPI連携を使う場合は、Webhook 業務自動化のように、連携先、通知条件、エラー時の対応を先に決めておくと運用しやすくなります。

さらに、運用コストも見ます。担当者教育、アプリ改修、権限変更、マスタ整理、不要アプリの棚卸し、問い合わせ対応は継続的に発生します。安く契約しても、運用ルールが弱いと総コストは上がります。費用を抑えるには、最初から全機能を作らず、利用頻度の高い業務から順に展開することが大切です。

費用を抑えて導入する手順

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最初に、対象業務を1つに絞ります。営業案件管理、問い合わせ管理、日報、修繕依頼、見積管理など、毎日使う業務から始めると効果を確認しやすくなります。kintoneはノーコードでデータベースを作れるサービスとして紹介されており、ExcelやCSVを取り込んで始められる点も強みです。

次に、30日間無料お試しでスタンダードコースを触ります。お試し中はスタンダードで検証できるため、ライトで足りるか、スタンダード以上が必要かを判断しやすいです。見るべき項目は、外部連携の有無、権限の複雑さ、アプリ数、帳票出力、通知、スマホ利用です。

最後に、初期構築と運用の分担を決めます。社内担当者だけで作る場合は費用を抑えやすいですが、設計が属人化しやすくなります。外部支援を使う場合は、初期費用は増えますが、要件整理、権限設計、連携設計、教育資料までまとめて整えやすくなります。費用対効果を見るなら、月額費用ではなく削減できる作業時間で判断してください

まとめ

2026年8月時点のkintone 費用は、ライト月額1,000円、スタンダード月額1,800円、ワイド月額3,000円が基本です。ライトとスタンダードは10ユーザーから、ワイドは1,000ユーザーから契約します。10ユーザーで使うなら、ライトは月額10,000円、スタンダードは月額18,000円が税抜の目安です。

ただし、実際の総コストは、ゲストユーザー、セキュアアクセス、容量、メール共有、連携サービス、アプリ設計、教育、保守まで含めて判断します。APIやプラグインを使うならスタンダード以上が前提になりやすく、全社・大規模利用ならワイドを検討します。逆に、単純な台帳管理や小規模な情報共有だけならライトから始める選択もあります。

費用を抑える一番の方法は、最初から作り込みすぎないことです。業務を1つに絞り、無料お試しで必要機能を確認し、社内運用に乗るかを見ます。そのうえで、必要な連携や権限を追加すれば、不要なライセンスや改修費を避けやすくなります。

見積もりを作るときは、10ユーザー、30ユーザー、100ユーザーなど具体的に早めに複数パターンで必ず試算してください。人数が増えるほど、ゲスト、セキュリティ、外部連携、教育工数の影響が大きくなります。

ノーコード総合研究所では、kintoneの要件整理、アプリ設計、外部連携、既存Excel移行、運用ルール作成を支援しています。kintoneを安く契約するだけでなく、業務時間を減らす仕組みとして使いたい場合は、まず対象業務と利用人数を整理してください。

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