supabase とは【2026年版】Firebase比較・料金・Bubble連携

目次

はじめに

Supabaseは、Webアプリや業務システムの裏側で使うデータベース、ログイン、ファイル保存、リアルタイム更新、サーバー処理をまとめて扱えるバックエンド基盤です。非エンジニア向けに言えば、アプリの画面ではなく、データを安全に保存し、ユーザーごとに見せる情報を制御する土台です。

Firebaseと比較されることが多いですが、Supabaseの大きな特徴はPostgreSQLを中心にしている点です。売上、顧客、案件、在庫、申請、権限など、関係性のある業務データを扱いやすく、SQLで分析や連携もしやすい構造です。

supabase とは何かを一言で言うなら、PostgreSQLを使えるFirebase代替候補です。ただし、Firebaseの完全な置き換えではありません。データ構造、認証、セキュリティ、料金、開発チームのスキルによって向き不向きが変わります。

本記事では、Supabaseでできること、公式料金と無料枠、Firebaseとの違い、Bubbleなどノーコード開発との連携、導入前の判断軸を2026年版として整理します。アプリ開発や社内システム開発の外注前に、Supabaseを採用すべきか判断する材料として使えます。

「安いから使う」ではなく、扱うデータと運用体制に合うかを見極めることが大切です。

Supabaseでできること

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Supabaseの中心はPostgreSQLです。顧客テーブル、案件テーブル、商品テーブル、申請テーブルのように、業務データを表として管理できます。Excelやスプレッドシートで分かれていた情報を、関係性を保ったままデータベース化できる点が強みです。

主な機能は、Database、Auth、Storage、Realtime、Edge Functionsです。Databaseはデータ保存、Authはログイン、Storageは画像やPDF保存、Realtimeは変更の即時反映、Edge Functionsはサーバー側の処理に使います。Supabaseはデータベースだけでなく、認証とファイル保存までまとめて扱える基盤です

機能役割業務アプリでの例
PostgreSQL Databaseデータ保存顧客、案件、請求、在庫
Authユーザー認証社員ログイン、顧客ログイン
Storageファイル保存見積書、領収書、画像
Realtime即時更新チャット、ステータス更新
Edge Functionsサーバー処理通知、外部API連携、集計

業務システムでは、ユーザーごとに見える情報を制御する必要があります。SupabaseではRow Level Securityを使い、担当者だけが自分の案件を見られるようにする設計も可能です。

公式料金と無料枠

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Supabase公式Pricingでは、Freeが月$0、Proが月$25、Teamが月$599です。Freeには500MBのDatabase、50,000 MAU、Edge Functions 500,000回などが含まれます。Proでは8GBのdisk、100,000 MAU、250GB egress、Edge Functions 2M回などが含まれます。

Supabase billing docsでは、Pro/Teamの超過利用としてMAU、Storage、Egress、Edge Functions、Realtimeなどが従量課金対象になることが説明されています。Firebase公式Pricingでは、Spark planが無料枠、Blaze planが従量課金です。

サービス無料枠有料プランの考え方
Supabase FreeDB 500MB、50,000 MAU、Edge Functions 500,000回Pro $25/月から本番向け
Supabase Pro8GB disk、100,000 MAU、250GB egress超過は利用量課金
Firebase Spark無料枠あり、支払い方法不要制限内の検証向け
Firebase BlazeSpark無料枠を含む従量課金大規模・本番向け

料金比較では、月額だけでなくMAU、Storage、Egress、Functionsの超過を確認することが重要です。ログイン数が少ない業務アプリでも、画像やPDFを大量に保存するとStorageやEgressが増える場合があります。

無料枠は検証用、本番は超過条件まで見ることが大切です。

Firebaseとの違い

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Firebaseはモバイルアプリやリアルタイムアプリで広く使われるGoogleの基盤です。SupabaseはPostgreSQLを中心に、SQLで扱えるデータベースとAuth、Storageをまとめています。非エンジニア向けに言えば、Firebaseはアプリ向けの機能が豊富な基盤、Supabaseは業務データを表で扱いやすい基盤です。

比較軸SupabaseFirebase
中心DBPostgreSQLFirestore/Realtime Database
データ構造リレーショナルドキュメント/NoSQL
SQL使いやすい基本はNoSQLクエリ
認証Supabase AuthFirebase Authentication
向く用途業務DB、社内システム、管理画面モバイル、リアルタイム、Google連携

どちらが優れているかではなく、作るものによって選びます。業務システムで帳票や集計が多いならSupabase、モバイルアプリでGoogle CloudやFirebase機能を広く使いたいならFirebaseが候補になります。

事例: BubbleからSupabaseを使う業務アプリ

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Bubbleで業務アプリを作る場合、Bubble内蔵データベースだけで完結できるケースも多いです。ただし、既存のPostgreSQLデータと連携したい、外部システムとSQLベースでつなぎたい、データ基盤をBubble外に持ちたい場合はSupabaseが候補になります。

たとえば、Bubbleで管理画面を作り、Supabaseに顧客・案件・請求データを保存します。BubbleのAPI ConnectorからSupabase APIを呼び、ユーザー権限はSupabase側のRLSで制御します。この構成なら、画面はノーコードで素早く作り、データ基盤はPostgreSQLで管理できます。

ただし、認証をBubble側とSupabase側で二重に持つと運用が複雑になります。ログイン、権限、データ更新の責任範囲を最初に決める必要があります。詳しくはノーコード開発の進め方も参考になります。

導入前に確認する判断軸

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Supabaseを採用する前には、データ構造、権限、運用者、料金、外注範囲を確認します。Supabaseは便利ですが、SQLや権限設計を理解していないまま本番導入すると、保守で詰まることがあります。

判断軸確認すること外注先に聞くこと
データ構造表で管理したい業務データかPostgreSQL設計ができるか
認証社員ログイン、顧客ログインAuthとRLSを設計できるか
ファイルPDF、画像、添付書類Storageと公開範囲を分けられるか
料金MAU、Storage、Egress超過時の見積もりが出せるか
連携Bubble、外部API、BIAPI設計と保守範囲

Supabase導入は、ツール選定ではなくデータ基盤の設計判断です。小さな検証ならFreeで始められますが、本番では権限、バックアップ、ログ、超過課金、保守体制まで見ます。社内システム開発では、業務フローとデータ構造をセットで設計することが重要です。

まとめ

Supabaseは、PostgreSQLを中心に、Auth、Storage、Realtime、Edge Functionsをまとめて使えるバックエンド基盤です。Firebaseと似た役割を持ちますが、業務データを表で扱いたい場合やSQLで集計したい場合は、Supabaseの方が検討しやすいことがあります。

公式料金では、Supabase Freeが月$0、Proが月$25、Teamが月$599です。FirebaseはSparkの無料枠とBlazeの従量課金で構成されます。どちらも無料で試せますが、本番ではMAU、Storage、Egress、Functions、ログ、バックアップまで確認する必要があります。

Bubbleなどノーコード開発と組み合わせる場合は、画面をノーコードで作り、データ基盤をSupabaseに置く構成が考えられます。ただし、認証と権限をどちらで持つか、RLSをどう設計するか、API連携を誰が保守するかは最初に決めてください。

ノーコード総合研究所では、Bubbleを使った業務アプリ開発、SupabaseやFirebaseとの連携、Auth設計、Storage、外部API連携まで対応できます。Supabaseを使うべきか迷っている場合は、作りたいアプリ、扱うデータ、ログイン要件、想定ユーザー数を整理したうえでご相談ください。

supabase とは何かを理解したうえで導入するなら、まず無料枠で小さく検証し、権限設計と料金見積もりを確認してから本番化する流れが現実的です。非エンジニアの方でも、扱うデータとユーザー数を整理できれば、外注先と具体的に相談できます。

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