予算管理システムの料金・費用相場【2026年版】|Manageboardほか主要製品と選び方

目次

はじめに

予算管理システムの料金を比較するときは、月額費用だけで判断しないことが重要です。同じ「予算管理システム」でも、予算策定だけを扱うのか、予実管理、着地見込み、KPI、会計ソフト連携、権限管理、経営会議用レポートまで含めるのかで、初期費用も月額費用も大きく変わります。

特にManageboard、Loglass、DIGGLE、Workday Adaptive Planning、BizForecastなどを比較している場合、公開ページに固定金額が出ていない製品も少なくありません。これは料金が不透明というより、ユーザー数、部門数、連携先、導入支援、セキュリティ要件によって見積もり条件が変わるためです。

Manageboardの費用は、公開されている固定金額ではなく、初期費用と月額費用の内訳で確認する必要があります。月額だけを横並びにすると、契約後にユーザー追加や連携の費用が積み上がり、想定していた予算を超えることがあります。

この記事では、2026年10月2日時点で各社の公式ページから確認できる範囲をもとに、予算管理システムの料金体系、費用相場、追加コスト、Manageboard費用の見方を整理します。公開価格のある製品と見積制の製品の違い、無料トライアルの有無、予算や規模に応じた選び方もまとめました。既製システムで足りる場合と、周辺業務アプリを作って補う場合の判断軸もあわせて解説します。

予算管理システムの料金・費用相場

予算管理システムの料金表を比較する画面

予算管理システムの費用は、クラウド型、予実管理特化型、高機能型、個別開発を含む周辺業務アプリ型で見方が変わります。公開料金がある製品は少なく、料金表では「要問い合わせ」と「公式公開価格」を分けて読む必要があります。

タイプ料金の見方公式確認できた例注意点
クラウド型・中小〜中堅向け初期費用+月額費用+ユーザー課金Manageboardは初期費用と月額費用、ユーザー数に応じた月額従量課金と案内(金額は問い合わせ)年単位契約のため、途中解約時の条件も確認します
予実管理専用SaaS初期費用+月額費用+オプションDIGGLEは初期費用、月額費用、オプション費用の構成を公式に案内(金額は問い合わせ)ユーザー追加やAPI連携がオプションになる場合があります
高機能プランニング見積もり制+トライアルWorkday Adaptive Planningは30日無料トライアル、価格は条件によって異なると案内ERP/GL連携、連結、シナリオ管理の範囲を確認します
予実管理特化型年払い・ユーザー単位の公開価格BizForecast BC Standardは3ユーザーで50,000円/月(税抜・年払い)標準導入サポート(500,000円〜・税抜)や追加ユーザー費用を別に見ます
経営管理プラットフォーム月額の下限を公開Scale Cloudは「月額15万円から」と公式に案内(税区分・初期費用の記載なし)初期費用、含まれるアカウント数、契約期間を見積もりで確認します
周辺業務アプリ開発要件定義+開発費+保守費自社の承認、入力、通知、レポートを補う場合(個別見積)既製品の月額と開発費を分けて比較します

上の表は「どれが安いか」を決める表ではありません。初期費用、月額費用、追加ユーザー、連携、導入支援、社内工数を同じ条件で並べるための表です。候補を比較するときは、各社の公式料金ページや見積書で、税抜と税込、年払いと月払い、契約期間、解約条件まで確認してください。

公開されている金額だけを見ると、3ユーザーで月5万円前後から、経営管理プラットフォームで月15万円からという幅があります。ただし、この幅は利用人数や導入支援の有無で簡単に入れ替わります。相場は「この範囲に収まる」という目安ではなく、自社の条件を当てはめる出発点として使ってください。

予算管理システムの料金を決める要素

予算管理システムの料金を決める主な要素は、製品名よりも利用範囲です。経営企画だけで見るのか、各部門が入力するのか、会計ソフトやSFA、CRM、人事、在庫までつなぐのかで必要機能が変わります。

料金を決める要素低コストになりやすい状態費用が上がりやすい状態
提供形態クラウド型をそのまま使うオンプレミスや専用環境(シングルテナント)を求める
利用人数経営管理部門だけで閲覧・編集する部門長、現場入力者、役員まで利用する
データ範囲会計ソフトの実績中心販売、案件、人件費、在庫、CRMまで連携する
レポート標準レポート中心役員会資料、独自KPI、部門別レポートを自動化する
権限管理閲覧者が少なく権限が単純部門別、拠点別、役職別に細かく制御する
サポート体制マニュアルと問い合わせ窓口で足りる専任担当との定例やコンサルティングを求める
導入支援予算表や科目体系が整理済みExcelが属人化し、設計から支援が必要

提供形態とサポート体制は見落としやすい軸です。クラウド型でも、専用環境での利用や専任担当による定期的な打ち合わせを求めると、上位プランや別料金の対象になることがあります。セキュリティ部門の要件を後から足すと見積もりが組み直しになるため、最初の問い合わせで伝えておきます。

月額だけを比較すると、安く見える製品を選んでも、毎月のデータ整形や資料作成が残ることがあります。予算管理システムの料金比較では、ツール代と人件費を分けず、総運用コストとして見る方が現実的です。

予算管理システムと管理会計システムの違い

予算管理システムは、予算の作成、配賦、実績との差異確認、着地見込み、レポート作成を効率化するためのシステムです。一方、管理会計システムは、部門別損益、商品別採算、KPI、キャッシュフロー、経営分析など、社内の意思決定に使う会計情報を扱う広い概念です。

実務では、両者は重なります。予算管理システムが予実管理やKPI管理まで持つ場合、管理会計システムとして使われることもあります。逆に、管理会計システムの一機能として予算管理が入っている製品もあります。

比較時は名称だけで判断しないでください。必要なのが「予算入力と予実差異の確認」なのか、「部門別損益やKPIまで含む管理会計」なのかを先に分けると、過剰な上位プランを避けやすくなります。管理会計システム全体を比較したい場合は、管理会計システム比較の記事も参考にしてください。機能の全体像は管理会計システムの主要機能で整理しています。

Manageboard費用で確認すべきこと

財務ダッシュボードで予実を確認する画面

Manageboard費用を確認するときは、公式料金ページで確認できる範囲と、問い合わせで確認すべき範囲を分けます。Manageboard公式料金ページでは、初期アカウント開設・環境構築の初期費用と、固定の月額費用がかかると案内されています。月額費用はユーザー数に応じた月額従量課金で、基本料金とライセンス費用に分かれます。

Manageboard 費用でまず確認すべき結論

Manageboardは、公開ページだけで月額の固定金額を断定する製品ではありません。まず初期費用、月額基本料金、ライセンス費用、必要プラン、オプション、契約期間を分けて確認し、自社の利用人数と連携範囲で見積もる必要があります。

契約は年単位で、契約期間中に解約すると残りの期間に応じた違約金が発生すると公式のよくある質問で案内されています。初年度は試験運用のつもりでも、1年分の費用を前提に予算を組む必要があります。

プランはプレミアム、スタンダード、エッセンシャルが案内されています。プレミアムは大容量データ、スタンダードは財務数値と非財務情報の一元管理、エッセンシャルは財務会計に基づく予実管理に特化した位置づけです。

Manageboardのプラン別機能差

公式料金ページのプラン比較表では、プランごとに使える機能と上限が分かれています。主な違いは次のとおりです(2026年10月2日確認)。

機能プレミアムスタンダードエッセンシャル
財務三表連動○○○
KPI管理○○-
共通費配賦・段階利益○○-
計画バージョンの作成問い合わせ500バージョンまで10バージョンまで
カスタムレポート作成問い合わせ100個まで10個まで
会計ソフトAPI連携・Googleスプレッドシート連携○○○
権限設定・シングルサインオン・IPアドレス制限○○○
シングルテナント利用○--

エッセンシャルは、会計データを使った予実管理を始める段階に向いた構成です。KPIや共通費配賦を扱いたい場合はスタンダード以上が前提になるため、見積もりの際は「部門別に予算を組むか」「非財務のKPIを並べるか」を先に伝えると、プラン選択のやり直しを防げます。

Manageboard公式機能ページでは、財務三表連動、KPI管理、カスタムPL、会計ソフトとのAPI連携、Googleスプレッドシート連携、共通費配賦、業績分析表、AI異常点検知、権限設定などを確認できます。見積もり時は、これらの機能がどのプランで必要か、計画バージョン数やカスタムレポート数が足りるかまで確認します。

価格が「要問い合わせ」となる理由と確認項目

予算管理システムで「要問い合わせ」が多い理由は、会社ごとにデータ構造と運用範囲が違うためです。部門数、勘定科目、KPI、会計ソフト、承認フロー、閲覧権限、セキュリティ要件が変わると、同じ製品でも設定工数やサポート範囲が変わります。

見積もり前に確認する項目確認内容
利用人数編集者、閲覧者、承認者、役員の人数を分ける
管理単位部門、拠点、プロジェクト、商品、子会社をどこまで扱うか
連携先会計ソフト、ERP、SFA、CRM、人事、スプレッドシート
レポート月次会議、役員会、金融機関提出、部門別分析のどれが必要か
セキュリティSSO、IP制限、監査ログ、権限階層
導入支援初期設定、データ移行、KPI設計、運用設計の支援範囲
契約条件年契約、最低利用期間、途中解約、追加ユーザーの単価

「月額いくらですか」と聞くだけでは、比較できる見積もりになりません。先に条件をそろえ、各社へ同じ要件で問い合わせると、価格差の理由が見えやすくなります。

主要製品の価格帯と料金の出方

管理会計ソフトの料金を比較する会議

予算管理や管理会計に使える製品は、料金の出方で大きく3つに分かれます。会計ソフトの上位プランで予実管理を使う方法、予算管理専用の製品を契約する方法、ERPや業務アプリ基盤の上で管理会計を組む方法です。同じ「月額」でも、何に対して課金されるかが違うため、まず料金の出方をそろえてから比べます。

公開価格がある製品

公式ページで金額を確認できた製品は次のとおりです。金額はすべて各社公式ページの表記で、2026年10月2日に確認しました。

製品公開されている料金料金の前提管理会計まわりの位置づけ
freee会計(法人)スターター5,480円/月、スタンダード8,980円/月、アドバンス39,780円/月年払い時の月額表示(月払いはスターター7,280円/月、スタンダード11,980円/月、アドバンス51,980円/月)。年払いで最大25%割引、従量課金あり。エンタープライズは問い合わせ予実管理はアドバンス以上。会計と一体で部門管理を行う
kintoneライト1,000円、スタンダード1,800円、ワイド3,000円(1ユーザー/月)税抜。ライト・スタンダードは最低10ユーザー、ワイドは最低1,000ユーザー。月額契約か年額契約を選べる業務アプリ基盤。管理会計の画面や集計は自社で設計する
BizForecast BC Standard3ユーザーで50,000円/月、追加ユーザー5,000円/月税抜・年払い(年額600,000円〜)。標準導入サポートは500,000円〜(税抜・オプション)Web入力で予算策定から予実管理まで行うSaaS(Excel管理からの移行向け)
Scale Cloud月額15万円から公式トップページの表記。税区分・初期費用・アカウント数は見積もりで確認PLとKPIをつなぐ経営管理

会計ソフトの上位プランは月額を抑えやすい一方、予実管理の軸や帳票の自由度は専用製品より限られます。kintoneは1ユーザーあたりの単価が低く見えますが、最低10ユーザーからの契約で、管理会計の仕組みは自社またはパートナーが組み立てます。料金の詳細はkintone料金の記事でも整理しています。

見積制の製品

次の製品は、公式ページに固定の月額が出ていません。料金は条件に応じた見積もりで決まります。

製品公式の料金表記見積もりで確認すること
Manageboard初期費用+月額費用(ユーザー数に応じた従量課金)。金額は問い合わせプラン、ユーザー数、計画バージョン数、カスタムレポート数
Loglass料金は問い合わせ。無料デモあり管理する軸の数、データ連携、利用部門
DIGGLE初期費用・月額費用・オプション費用。金額は問い合わせStandard/Enterpriseの別、ユーザー追加、IP制限、API連携
Workday Adaptive Planning価格は条件によって異なる計画担当者数、連結の有無、ERP/GL連携
Oracle NetSuite、SAP S/4HANA Cloud、OBIC7公式に固定価格の掲載なし導入範囲(会計・販売・在庫など)、構築パートナー費用、保守費

ERP系の製品は、管理会計だけでなく会計、販売、在庫などを一体で入れ替える前提の価格になります。予算管理だけを解決したい段階で比較に入れると、構築費と社内工数が他の製品と桁違いになるため、比較の土俵を分けて考えます。

機能別に見る費用の出方

必要な機能によって、どの種類の製品で費用が発生するかが変わります。上の公開価格を根拠に、機能ごとの費用の出方をまとめると次のようになります。

必要な機能主な選択肢費用の出方(公式表記から)
会計データを使った予実管理freee会計アドバンス、Manageboardエッセンシャル会計ソフトの上位プラン月額、または初期費用+月額
部門別計画・KPI管理Manageboard(KPI管理はスタンダード以上)、DIGGLE、Loglass、Scale Cloud初期費用+月額+ユーザー課金。多くは見積制
Excelでの予算収集から移行し、承認付きで集計するBizForecast BC Standard年払いのユーザー課金+導入サポート
連結・高度なシナリオ計画Workday Adaptive Planning、ERP系見積制。構築パートナー費用が別にかかることが多い
自社独自の入力・承認・集計kintone、Bubbleなどでの業務アプリユーザー課金または開発費+保守費

機能の名前が同じでも、上限値やプランの区切りは製品ごとに違います。たとえばManageboardでは、KPI管理や共通費配賦はスタンダード以上で使えます。必要な機能を洗い出したら、どのプランで満たせるかを各社に確認してから金額を比べてください。

導入・運用を含む年間総コスト

導入予算を判断するときは、年間総コストで見ます。月額費用が明確でも、初期設定、データ移行、連携開発、追加ユーザー、導入支援、教育、社内運用工数を足すと、初年度の負担は月額×12だけでは収まりません。

コスト項目初年度に見る内容2年目以降に見る内容
初期費用アカウント開設、環境構築、初期設定、データ移行原則は一度きりですが、範囲拡張時に再発生する場合があります
月額費用基本料金、ライセンス費用、契約プラン利用人数やプラン変更で増減します
オプションユーザー追加、IP制限、API連携など利用部門の拡大やセキュリティ要件で増えます
連携費用会計ソフト、ERP、CRM、スプレッドシート連携API仕様変更や連携先追加で見直します
導入支援KPI設計、科目整理、運用ルール作成定着支援、運用改善
教育・研修操作研修、社内マニュアル作成異動者・新任者への研修
社内工数要件整理、マスタ整備、テスト月次締め、予算更新、権限管理

年間総コストは「初期費用+月額費用×12+追加費用+社内工数」で考えます。たとえばBizForecast BC Standardを3ユーザーで使い、標準導入サポートを付ける場合、公式表記だけで初年度は年額600,000円と導入サポート500,000円〜(いずれも税抜)がかかります。ここに社内の準備工数が加わります。初年度の予算は、月額×12ではなく初期費用と導入支援を含めて組むことが重要です。

導入後にExcel作業が残るなら、システム費用が安くても総コストは下がりません。見積もり比較では、削減したい作業と残る作業を分けて書き出してください。

無料トライアル・デモの有無

操作性や自社データとの相性は、資料だけでは判断しにくい部分です。無料で試せる範囲を使い、実際の勘定科目や部門構成で確認すると、契約後のミスマッチを減らせます。2026年10月2日時点で公式ページから確認できた内容は次のとおりです。

製品公式で確認できた無料の試用
Manageboard公式サイトに「無料で体験する」「無料デモのお申込み」の窓口あり
freee会計(法人)30日間無料で試せる
kintone30日間無料で試せる
Workday Adaptive Planning30日間の無料トライアル
Loglass無料デモの申し込み窓口あり

トライアルで見るべきなのは、画面の見やすさだけではありません。既存の会計データを取り込めるか、部門長が迷わず入力できるか、月次会議に使うレポートが標準機能で作れるかを確認します。デモ形式の製品では、自社の予算表のサンプルを持ち込み、同じ形に再現できるかを担当者に見せてもらうと判断しやすくなります。

予算・規模別の選び方

予算と規模に応じた選び方は、公開価格と各社の料金の出方から次のように整理できます。製品名は一例で、最終的な金額は各社の見積もりで確認してください。

状況検討しやすい選択肢判断のポイント
会計ソフトの月額内で予実を見たいfreee会計の上位プランなど会計ソフトの予実管理機能部門の階層数や予実の集計軸が足りるか
Excelでの予算集計をやめて小さく始めたいBizForecast BC Standard年払い・ユーザー課金と導入サポート費を合わせて見る
部門別の予算とKPIを一つの画面で管理したいManageboardスタンダード、DIGGLE、Loglass初期費用と年契約を前提に、利用人数で見積もる
経営層と事業部でPLとKPIを共有したいScale Cloud、Manageboardプレミアム月額の下限と含まれるアカウント数を確認する
連結や会計・販売を含めて入れ替えたいWorkday Adaptive Planning、ERP系構築パートナー費用と社内工数を含めて比較する
承認や入力など自社独自の流れがある既製品+業務アプリ(kintone、Bubbleなど)買う範囲と作る範囲を分けて見積もる

規模が小さいうちは、会計ソフトの機能や予実管理特化型の小さなプランで始め、部門数や管理項目が増えた段階で専用製品へ移る方法もあります。移行を見込むなら、勘定科目や部門コードを最初から整理しておくと、乗り換え時のデータ移行の負担を抑えられます。

主要な予算管理システムの料金確認先

2026年10月2日時点で確認した公式情報は次のとおりです。金額が公式に確認できないものは、推測で補わず「要問い合わせ」とします。

製品公式料金情報確認日主な確認ポイント
Manageboard初期費用、月額費用、ユーザー数に応じた月額従量課金を案内。詳細金額は問い合わせ2026-10-02プレミアム、スタンダード、エッセンシャル、年単位契約
DIGGLE初期費用、月額費用、オプション費用を案内。金額は問い合わせ2026-10-02Standard、Enterprise、ユーザー追加、IP制限、会計サービスAPI連携
Workday Adaptive Planning価格は条件によって異なると案内。30日無料トライアル2026-10-02ERP/GL連携、連結、シナリオ
BizForecast BC Standard3ユーザー年払い50,000円/月(税抜)、追加ユーザー5,000円/月(税抜・年払い)、標準導入サポート500,000円〜(税抜)2026-10-02年払い、税抜、ユーザー数、導入サポート
Scale Cloud公式サイトで「月額15万円から」と案内2026-10-02税区分、初期費用、アカウント数は見積もりで確認
Loglass料金は問い合わせ。無料デモあり2026-10-02管理する軸、データ連携

比較サイトの一覧は候補探しには有効ですが、最終判断は公式情報と見積書で行います。料金は改定されることがあるため、契約前には必ず最新の公式ページと見積書の条件を照らし合わせてください。

既製システムで足りない場合の設計ポイント

Manageboardのような予実管理システムは、財務三表連動、KPI管理、会計ソフト連携などの型が合う企業には有効です。一方で、独自の承認フロー、案件別採算、販売管理、CRM、人事データまで一体化したい場合は、標準機能だけでは足りないことがあります。

既製システムのデメリットは、自社固有の業務の流れに合い切らない点です。足りない部分を補うために上位プランやオプションを重ねると、使わない機能にまで費用を払うことになります。

その場合、すべてを個別開発する必要はありません。会計データや予実管理の中心は既製システムに任せ、入力画面、承認、通知、レポート、権限管理など周辺業務だけをBubbleなどの業務アプリで補う方法があります。

たとえば、既存の会計ソフトとスプレッドシートは残し、現場入力、承認、差し戻し、通知、経営会議用の集計画面だけを業務アプリ化する構成です。この形なら、既製品の強みを使いながら、自社固有の運用にも合わせやすくなります。ノーコード総合研究所では、こうした周辺業務アプリをBubbleで短期間に構築し、既製の予算管理システムや会計ソフトと役割を分ける進め方を支援しています。

💡 ポイント: 予算管理システムを選ぶ前に、「製品で買う範囲」と「自社業務に合わせて作る範囲」を分けると、過剰な月額契約や不要なカスタマイズを避けやすくなります。

まとめ

予算管理システムの料金は、月額費用だけでは比較できません。初期費用、月額基本料金、ライセンス費用、オプション、導入支援、教育、社内運用工数を分け、年間総コストとして判断する必要があります。

Manageboard費用については、公式料金ページで初期費用と月額費用、ユーザー数に応じた従量課金、年単位の契約、プレミアム、スタンダード、エッセンシャルのプラン構成を確認できます。KPI管理や共通費配賦はスタンダード以上で、計画バージョン数やカスタムレポート数もプランで上限が変わります。ただし詳細金額は問い合わせ前提です。

公開価格のある製品では、freee会計の上位プラン、kintone、BizForecast BC Standard、Scale Cloudが金額の目安になります。Loglass、DIGGLE、Workday Adaptive Planning、ERP系は見積制のため、同じ条件で問い合わせることが比較の前提です。無料トライアルやデモがある製品は、自社の予算表や会計データで試してから決めると失敗を減らせます。

見積もり前には、利用人数、管理単位、連携先、必要レポート、権限、セキュリティ、導入支援の範囲を整理してください。ここが曖昧なまま比較すると、安い月額に見えても、導入後にExcel作業や手作業が残りやすくなります。

既製システムで足りない部分がある場合は、標準製品と業務アプリ開発を組み合わせる方法もあります。予算管理や管理会計の中心は既製システムに任せ、現場入力や承認、通知、独自レポートだけを自社に合わせて作ると、費用と運用負荷のバランスを取りやすくなります。

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