Google Maps APIの料金と使い方|地図導入で失敗しないための全知識
- 課題:API料金体系の複雑さと高額請求リスクへの不安
- ゴール:料金の仕組みとリスクを回避する「賢い導入方法」を解説
- 仕組み:機能(SKU)ごとの従量課金制
- リスク: 裏側処理(Geocodingなど)やアクセス増で青天井になる可能性
- 事例:店舗検索、CRM連携、最短ルート計算など
- 解決策: ノーコード受託開発が「料金リスク」と「開発コスト」を同時に解決
- メリット:専門家による最適な利用制限(クォータ)設定・管理代行
はじめに:Google Maps APIが「怖い」と思われる理由
「自社の店舗一覧ページに、高機能な地図を載せたい」
「社内の顧客リストと地図を連携させて、営業活動を効率化したい」
こうしたニーズに応えるのが「Google Maps API」です。
しかし、導入を検討しようと調べると、「ある日突然、数十万円の請求が来た」「料金体系が複雑で危険」といった不安な情報ばかりが目につき、導入をためらっている中小企業の経営者様やWeb担当者様も多いのではないでしょうか。
特に数年前の料金体系変更により、以前は実質無料のように使えていた「月200ドル(約3万円)の無料利用枠」の扱いが変わり、意図せず高額な利用料が発生するリスクが顕在化しました。

この記事は、まさにそうした「APIは便利そうだが、料金が怖くて手が出せない」とお悩みの、非技術者(エンジニアではない)の担当者様・経営者様に向けて執筆しています。
なぜ高額請求が起こるのか、その料金体系の仕組みとは何か。
そして、そのリスクを専門知識なしで回避し、低コストかつ安全にGoogle Maps APIの恩恵を受ける「賢い導入方法」について、結論から解説していきます。
1. APIの料金体系と「高額請求」の仕組み
まず、Webサイトに貼り付けるだけの「Google Mapの埋め込み(iframe)」は無料です。
本記事で扱う「API」は、それとは異なり、「複数地点のピン表示」や「ルート検索」といった高度な機能を自社システムに組み込むためのもので、利用量に応じた従量課金制となります。
高額請求のリスクは、この「従量課金」の仕組みを正確に理解していない場合に発生します。
現在の料金体系は「機能(API)ごと」に細かく分類(SKUと呼ばれます)されており、それぞれに個別の無料枠と超過料金が設定されています。この「SKU」という単位が非常に細かく(一説には数十種類とも)、かつGoogleによって予告なく変更されることもあるため、非技術者の担当者様がすべてを正確に把握し続けるのは、極めて困難と言えるでしょう。
▼ 主要なGoogle Maps APIの料金と無料枠(目安)
| カテゴリ | 主要なAPI(SKU) | 用途(こんなことをすると課金) | 月間の無料枠(目安) | 無料枠超過後の料金(目安) |
| 地図の表示 | Dynamic Maps | Webサイトに動的な地図を表示する | 月 28,500 回まで | 1,000回あたり 約$7.00 |
| 場所の検索 | Places API (Place Details) | 場所(店舗など)の詳細情報を取得する | 月 17,000 回まで | 1,000回あたり 約$17.00 |
| 経路の検索 | Directions API | A地点からB地点へのルートを検索する | 月 5,000 回まで | 1,000回あたり 約$5.00 |
| 住所の変換 | GeOCcording API | 住所を、地図上の「緯度・経度」に変換する | 月 5,000 回まで | 1,000回あたり 約$5.00 |
| ※2025年11月現在の目安です。料金は変動する可能性があります。 |
非技術者の方が陥りがちな「罠」は2つです。
- 「地図の表示」以外も課金対象であること
例えば「店舗リストの住所を読み込み、地図上にピンを立てる」処理(Geocoding API)や、「ピンをクリックして詳細情報を表示する」処理(Places API)など、ユーザーの目に見えない裏側の処理にも、すべて個別に課金が発生します。 ユーザーがページを開いた瞬間に「地図表示(Dynamic Maps)」で1回、さらに「住所から緯度経度への変換(Geocoding)」で1回、計2回分のAPIリクエストが発生している、といったケースは珍しくありません。ページのデザインによっては、想定の数倍の料金が発生する可能性があるのです。 - アクセス数(PV)に比例して料金が青天井になること
Dynamic Maps(地図表示)の無料枠は月28,500回です。1日に1,000人がそのページにアクセスすれば、無料枠は簡単に枯渇します。サイトの人気が出れば出るほど、地図の利用料も増大していきます。もしテレビやSNSで紹介されて突発的なアクセス(バズ)が発生した場合、たった1日で無料枠を使い切り、その後はアクセスがあるたびに高額な課金が継続する、という事態も起こり得ます。
これらのリスクを回避するには、Google Cloudの管理画面で複雑な利用制限(クォータ)を厳密に設定・監視し続ける必要があり、非技術者の方には非常にハードルが高い作業となります。
2. API活用事例と「ノーコード」という解決策
この料金リスクを管理できれば、APIはビジネスの強力な武器となります。
- 店舗・不動産検索: 「現在地から近い順」などで店舗や物件を検索し、地図上に一覧表示する。これにより、ユーザーはわざわざ住所をテキストで調べる手間がなくなり、直感的に最寄りの店舗を見つけられるため、来店率(CVR)の向上に貢献します。
- 顧客管理(CRM)連携: 社内の顧客リスト(住所データ)を地図上にマッピングし、営業エリアを可視化する。営業マネージャーが「Aエリアには顧客が集中しているが、Bエリアは手薄だ」といった戦略的な判断を、視覚的に行えるようになります。
- 業務効率化: 複数の訪問先を登録し、最短の配送・訪問ルートを自動計算させる(※キーワード定義の「業務システム」活用例)。これは(キーワード定義にあるような)勤怠管理システムとも連携可能で、営業担当者の実際にかかった移動時間と交通費の自動算出など、社内システムのDX(デジタルトランスフォーメーション)にも繋がります。
しかし、これらの実装を自社で行うには「高額請求リスク」が伴い、従来のシステム開発会社に外注すれば「数百万円の高額な開発コスト」と「長い納期」がかかっていました。
この「料金リスク」と「開発コスト」という2大ハードルを、同時に解決する選択肢が「ノーコード受託開発」です。
ノーコード開発は、プログラミング(コーディング)を必要としない開発手法です。
これにより、従来の開発に比べて圧倒的な低コスト(工数を50%〜90%削減)と短納期(最短数日〜)を実現します。
私たちのようなノーコード開発の専門家にご依頼いただければ、以下のメリットをご提供できます。
- 高額請求リスクの完全な回避:
APIの専門家が、貴社の利用状況に合わせて最適な利用制限(クォータ)を設定・管理代行します。万が一アクセスが集中しても、設定した上限で停止するため、料金が青天井になることは絶対にありません。 - 圧倒的な低コストとスピード:
API連携はノーコードが最も得意とする分野の一つです。従来の開発会社では高額な見積もりになるようなシステム連携も、低コスト・短納期で実現します。
まとめ:リスクゼロで地図機能を活用する方法
Google Maps APIの導入には「開発コスト」と「青天井の料金リスク」という2つの大きな壁があります。
この両方を同時に解決するのが「ノーコード受託開発」です。
私たち専門家は、ノーコード技術を用いることで、開発コストと納期を従来の数分の一に劇的に削減します。同時に、APIの利用制限(クォータ)をGCP側で厳密に管理・代行し、貴社を予期せぬ高額請求のリスクから完全に守ります。
弊社はノーコード技術に加え、ChatGPT/Gemini等を活用した「AI開発」プロセス(※)を導入し、開発効率を極限まで高めています。
(※本記事で定義する、生成AIを活用した開発プロセス)
これにより、Webサイトの店舗マップはもちろん、キーワード定義(最優先事項)にあった「勤怠管理」や「会計システム」との連携といった高度な業務システム開発も、他社には真似のできない低コスト・短納期で実現可能です。
「地図と社内システムを連携させたい」
「APIの料金管理だけをプロに任せたい」
どのようなお悩みでも構いません。まずはお気軽にご相談ください。専門のコンサルタントが、貴社に最適な導入プランを無料でご提案いたします。
