Wixの費用はいくら?料金プランと制作・運用の総額を比較
Wixは無料でサイトを作成できますが、独自ドメインの接続や広告の非表示には有料プランが必要です。
公式ブログの参考料金では、パーソナルは年払いの月額換算で1,300円、月払いで1,900円です。いずれも税抜です。
ただし、サイト運営の総額にはドメイン更新、メール、有料アプリ、制作を外注する場合の費用も含めて考えます。
ここでは公式掲載額と契約時の確認事項を分け、会社サイト・予約・販売サイトの予算の立て方を解説します。
出典:Wix公式の料金比較表、プレミアムプランの選び方(2026年9月25日確認)。
Wixの料金プランを年払い・月払いで比較
まず、Wixの利用料と、サイトを制作するための費用を分けましょう。有料プランを契約しても、掲載原稿や写真の準備、ページ設計まで制作会社が代行するわけではありません。自社で作る場合にも、誰が作業するかは決める必要があります。
下表はWix公式ブログに掲載された参考額です。年払い欄は月額換算であり、毎月その金額だけを支払う契約と同じではありません。
| プラン | 年払いの月額換算・税抜 | 月払い・税抜 | 検討する用途 |
|---|---|---|---|
| — | —: | —: | — |
| 無料 | 無料プランあり | 無料プランあり | 操作や構成の試作 |
| パーソナル | 1,300円 | 1,900円 | 独自ドメインで情報発信するサイト |
| スモールビジネス | 2,300円 | 2,700円 | オンライン販売を始めるサイト |
| ビジネス | 2,700円 | 3,100円 | 販売・運営機能を詳しく比較したいサイト |
| ビジネスプライム | 13,500円 | 14,300円 | 上位機能を必要とするサイト |
出典:Wix公式ブログ「料金とプラン」(2026年9月25日確認)。用途欄は公式のプラン説明を踏まえた検討の目安であり、適合を保証するものではありません。
公式料金ページは地域によって料金・通貨が異なることを案内しています。そのため、表の金額は契約時の確定額ではありません。キャンペーン、契約期間、税額を含め、購入前の画面で確認してください。Wix公式料金ページ(2026年9月25日確認)。
会社案内とオンライン販売では必要な条件が違う
会社情報や事業紹介を掲載したい場合は、独自ドメイン、広告表示、更新担当者の作業を先に確認します。サイト内で代金を受け取る場合は、販売するもの、決済方法、予約や在庫の管理方法も確認してください。
Wix公式は、基本的なサイト向けにパーソナル、販売向けにスモールビジネスやビジネスを案内しています。名称だけで選ばず、必要な機能が対象プランに含まれるかを照合しましょう。プランの用途と選び方(2026年9月25日確認)。
月額料金以外に確認したい費用
予算表では、次の費目を別々に記入すると比較しやすくなります。すべてのサイトで追加料金が生じるという意味ではなく、必要なものだけを計上するための表です。
| 費目 | 確認する内容 | 予算への入れ方 |
|---|---|---|
| サイトプラン | 契約期間、支払時期、更新条件 | 契約画面の請求額で記入 |
| ドメイン | 保有済みか、新規取得か、更新費はいくらか | 初年度と更新後を分ける |
| ビジネスメール | メール用の契約が必要か | 必要なアカウント数で確認 |
| 追加アプリ | 標準機能で足りるか、有料契約が必要か | 利用するアプリごとに確認 |
| 決済 | 利用する決済代行サービスの料金条件 | 対象の取引条件で確認 |
| 制作・更新の外注 | 原稿、写真、設定、公開後の修正範囲 | 見積書の作業単位で記入 |
Wix公式では、一部の年額・複数年プランに初年度のドメインクーポンが付くこと、独自ドメインのメールにはGoogle Workspaceの契約という選択肢があることを案内しています。「ドメインが無料」と「メールも無料」は同じ意味ではありません。公式のドメイン・メール説明(2026年9月25日確認)。
ここに挙げた追加費用の金額は、利用条件によって変わるため一律には置いていません。外注費についても、一次情報で確認できる共通相場は本稿では確認できていません。予算を作る際は、金額が不明な項目をゼロ円にせず「見積待ち」と記入してください。
初年度だけでなく、更新後の総額を比べる
プラン比較では、初回の割引だけで判断しないようにします。見積書や社内申請には、初年度と更新後を並べた欄を用意しましょう。ドメイン特典が終了した後の費用や、公開後に必要となる更新作業を分けておくためです。
計算の考え方は、「サイト利用料+ドメイン・メール+必要な追加サービス+制作・更新作業」です。これは予算整理用の式であり、Wixが一括で請求する料金の式ではありません。販売サイトでは、決済手数料も契約先の条件に応じて別に計上します。
更新を外注する場合は「月に何回」だけでなく、対象ページ、画像作成の有無、フォーム変更、急ぎの修正が含まれるかまで見積もり条件をそろえてください。修正回数が同じでも、作業範囲が違えば単純比較はできません。
また、担当者の退職や制作会社の変更に備え、契約名義、管理者権限、ドメインの管理先を確認します。契約費用を把握できても、誰が更新手続きをするか分からない状態では運用を引き継ぎにくくなります。
Wixで作る範囲と、別に開発する範囲を切り分ける
公開用サイトを作りたいのか、社内の顧客管理や独自の申請処理まで作りたいのかで、必要な検討は変わります。最初に「訪問者が使う画面」と「社内担当者が使う管理画面」を分けて書き出してください。
たとえば問い合わせ受付後に、担当者の割当、社内承認、案件の進捗管理まで必要な場合は、その業務が標準機能で収まるかを確認します。収まらない部分があっても、すぐに全面的な作り直しを決める必要はありません。既存サービスとの連携や、管理部分のみの個別開発を比較するという進め方があります。
これは構成の検討例であり、特定の連携がそのまま実装できるという保証ではありません。APIの利用条件やデータの受け渡し方を調べたうえで判断します。管理側の選択肢は顧客管理システムを自社開発する判断基準で整理しています。
制作を依頼する前に用意したいもの
相談時には、ページ一覧、掲載原稿の準備状況、問い合わせから社内処理までの流れを共有してください。「会社サイトを作りたい」だけでは、制作と業務システム開発の境界を判断しにくいためです。
自社で更新するなら、更新対象と担当者も伝えます。制作会社には、初期構築だけの見積もりと、操作説明や保守を含む見積もりの違いを説明してもらいましょう。一般的な作り方はノーコードでホームページを作る方法、個別開発が必要な場合の費目はシステム開発費用の内訳を参考にしてください。
Wixの費用に関するFAQ
無料プランのまま独自ドメインを使えますか?
公式案内では、独自ドメインの接続には有料プランが必要です。独自ドメインを取得する費用と、サイトに接続するためのプランを区別してください。Wix公式(2026年9月25日確認)。
年払いなら、毎月表示額だけを支払いますか?
年契約の月額換算表示と、毎月支払う月額契約は別です。公式料金ページでも、表示額が年契約の月額換算で、購入時に一括支払いとなる旨が案内されています。購入前に支払周期を確認してください。Wix公式料金(2026年9月25日確認)。
制作費込みの予算を知るには何を伝えればよいですか?
ページ構成、原稿・写真の有無、販売や予約の必要性、既存データとの連携、更新を任せる範囲を伝えてください。条件をそろえて見積もりを取り、利用料と制作費を分けて比較しましょう。
サイトと業務システムの範囲から相談できます
ノーコード総研では、ノーコードやAIを使った受託開発についてご相談いただけます。「公開サイトは既存ツールで作りたいが、その後の顧客管理をつなぎたい」といった段階でも、実現したい業務をもとに開発範囲を一緒に整理します。
Wixを前提とした個別機能への対応可否や費用は、要件を確認してからのご案内です。まずは現在の運用と、手作業を減らしたい部分をノーコード総研に相談することから始めてみてください。