kintone 使いにくいと感じる7つの理由と解決策|Bubbleで自社システムを作る選択肢【2026年版】

目次

はじめに

「kintoneを導入したのに、思ったより使いにくい」「社員が使いこなせず現場から不満が出ている」——kintoneを導入した多くの企業から、こういった声を聞きます。kintoneはサイボウズが提供する国内最大手の業務アプリプラットフォームで、機能は豊富です。しかし豊富さゆえに、自社の業務に最適化するまでに大きなコストと時間がかかることも事実です。

「kintone 使いにくい」という不満には、単純な操作習得の問題から、カスタマイズの構造的限界、そして長期的なコスト問題まで、複数の要因が絡み合っています。これらを正確に理解しないと、対処法を間違えて無駄な投資を続けてしまうリスクがあります。

この記事では、「kintone 使いにくい」と感じる7つの具体的な理由を整理したうえで、解決に向けた2つのアプローチをご紹介します。1つはkintone内での改善(プラグイン活用・カスタマイズ)、もう1つは自社業務に完全フィットしたシステムをBubble(ノーコード)で開発する選択肢です。

「kintoneを使い続けるべきか、別のシステムに移行すべきか」の判断材料として、5年間のコスト比較も含めてお伝えします。

kintoneが使いにくいと言われる7つの理由

kintone業務管理画面

kintoneへの不満として実際に多く挙がる理由を7つにまとめました。

理由1: 操作が複雑でUI習得に時間がかかる。kintoneはアプリ作成・フィールド設定・ビュー設定など設定項目が多岐にわたります。管理者が慣れるまでに時間がかかるうえ、一般社員への浸透はさらに難しいのが現実です。

理由2: カスタマイズに限界がある。ノーコードで作れる範囲はあるものの、自社固有の業務ルールを反映しようとするとすぐにJavaScriptカスタマイズが必要になります。社内エンジニアがいない環境では、この壁が大きな課題です。

理由3: モバイル操作性が低い。kintoneのモバイルアプリはPC版と比べて機能が制限されており、外回りの営業担当者や現場スタッフが使いにくいという声が多いです。

理由4: 検索・フィルタリング機能が弱い。データ量が増えると、必要なレコードを探すのが困難になります。フィールドを指定して検索しなければならない仕様が使い勝手の低さにつながっています。

理由5: データ量が増えると処理が遅くなる。ユーザー数・レコード数が増えるに連れてパフォーマンスが低下する事例が報告されています。大量データを扱う業務では特に顕著です。

理由6: ユーザー数に応じてコストが増加する。kintoneはユーザー数課金のため、組織の規模が大きくなるほど費用が増えます。月額費用の積み上がりが長期的なコスト懸念になります。

理由7: 他社システムとの連携に制限がある。基幹システムや既存SaaSとの連携は、標準機能では限界があります。連携プラグインやAPIカスタマイズが必要になり、追加費用が発生します。

kintone「使いにくい」への2つの解決アプローチ

業務システム選択

kintoneに不満を感じた時、解決策は大きく2つあります。

アプローチ1: kintone内で改善する。プラグインの追加(検索強化・CSV連携・帳票出力等)、カスタマイズによる操作性向上、運用ルールの整備と社内トレーニング強化などが有効です。kintoneに大きな投資をしている場合、まずこのアプローチで改善できるかを検討します。

ただし、このアプローチには限界があります。カスタマイズに費用がかかり続ける、根本的な業務フローには対応できない、という場合は次のアプローチが現実的です。

アプローチ2: 自社専用システムに移行する。kintoneの「使いにくさ」の根本は、汎用プラットフォームを自社業務に合わせようとすること自体から生まれます。業務の方をツールに合わせるのではなく、ツールを業務に合わせる——その逆転発想が、自社専用システムの開発です。

詳しくは、ノーコード開発による業務システム構築の実績をご覧ください。

kintone月額費用 vs Bubble開発費用:コスト比較

ソフトウェアコスト比較

「Bubble開発は高いのでは?」と感じる方も多いですが、kintoneの継続コストと比較すると違った見え方になります。

比較軸kintone スタンダード(30名)kintone スタンダード(50名)Bubble 受託開発
初期費用0円0円200〜400万円(一括)
月額費用4.5万円7.5万円0〜数万円(ホスティングのみ)
3年間総コスト162万円+プラグイン代270万円+プラグイン代200〜400万円のみ
5年間総コスト270万円+追加費用450万円+追加費用200〜400万円のみ
カスタマイズ性中(プラグイン依存)中(プラグイン依存)高(業務に完全フィット)
ユーザー追加コスト1,500円/ユーザー/月1,500円/ユーザー/月ほぼゼロ

※ kintoneスタンダードコース1,500円/ユーザー/月で計算。プラグイン・カスタマイズ費用は含まず。

この表が示すように、30〜50名規模の企業で5年継続すると、kintoneの累計コストがBubble開発費用を超えるケースが多くあります。さらにプラグイン代・カスタマイズ費用・運用管理コストを加えると、差はさらに広がります。

💡 ポイント: ユーザー数が多いほど、長期になるほど、「自社開発の方がコスト合理的」になる逆転現象が起きます。

Bubbleで自社業務に最適なシステムを開発する

ノーコード開発チーム

Bubbleはコードを書かずにWebアプリ・業務システムを構築できるノーコードプラットフォームです。kintoneが「汎用のプラットフォームに業務を合わせる」ツールであるのに対し、Bubbleによる開発は「業務フローにシステムを合わせる」アプローチです。

kintoneの「使いにくさ」として挙げた7つの理由を、Bubbleはどう解決するか整理します。操作の複雑さは、自社社員が使いやすいUIを最初から設計することで解消します。カスタマイズの限界は、Bubbleでは業務ルールをロジックとして自由に実装できるため原則制約がありません。モバイル操作性は、レスポンシブデザインで最初からスマートフォン対応のUIを設計します。コストのユーザー数課金問題は、Bubble開発では一括費用なのでユーザーを増やしても追加費用が発生しません。

実際の導入事例として、製造業の受発注管理・小売業の在庫・発注システム・不動産業の顧客管理・士業の案件管理など、様々な業種で自社業務に最適化したシステムをBubbleで構築してきました。

もちろんBubble開発にも注意点があります。超大規模なデータ処理や高度なAI統合、複雑なリアルタイム処理が必要なケースは慎重に検討が必要です。しかし中小企業・スタートアップが抱える多くの「kintoneでは解決しにくい」課題は、Bubbleで十分に解決できます。

まとめ

kintoneが「使いにくい」と感じる理由は、操作の複雑さ・カスタマイズの限界・モバイル操作性・検索機能・パフォーマンス・コスト増加・連携制限の7つが主なものです。これらは「汎用プラットフォームを自社業務に合わせようとする構造的な課題」から生まれており、個別の機能改善だけでは根本解決が難しいケースが少なくありません。

解決策は2方向あります。1つはkintone内でのプラグイン活用・カスタマイズによる改善(既存投資を活かしたい場合に有効)。もう1つは、自社業務に完全フィットしたシステムをBubble(ノーコード)で開発する移行です。コスト面では、30〜50名規模で5年以上利用する場合、Bubble開発の一括費用がkintone継続コストを下回るケースが多く見られます。

判断の基準は「現在の課題がkintoneの構造的限界から来ているかどうか」です。カスタマイズを重ねてもフィットしない、ユーザー数が増えてコストが重い、といった場合はBubble開発への移行を具体的に検討する段階です。「kintoneを使い続けるべきか」「Bubbleで自社システムを作るべきか」の判断に迷っている方は、現状の課題を整理したうえでノーコード総合研究所にご相談ください。最適な解決策を提案します。

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