JUST.DBとは?機能・ライセンス料金と導入前の確認点

JUST.DB(ジャスト ディービー)は、株式会社ジャストシステムが提供する完全ノーコードのクラウドデータベースです。

生成AIとマウス操作で業務システムを構築でき、AI-OCRやワークフローなどの機能を標準搭載すると公式に案内されています。

料金は同時ログイン数に応じたライセンス体系で、公式サイトでは月額149,000円(税別)からと案内されています。

本記事では、公式に確認できる機能と料金体系の考え方、導入前に確認したい点を整理します。

出典:JUST.DB公式サイト(2026年9月25日確認)。

目次

JUST.DBとは。公式に案内されている位置づけ

JUST.DBの公式サイトでは、「生成AIとドラッグ&ドロップで構築する完全ノーコードのクラウドデータベース」として、業務システムの構築からデータの蓄積・利活用までを一つで実現する製品と案内されています。

用途例として、経費申請・休暇申請などの全社ワークフロー、顧客管理・案件管理・見積管理などの営業業務、工程管理・不具合管理などの製造業務、ヘルプデスク・IT資産管理などの情報システム業務まで、幅広い業務テンプレートの例が公式に挙げられています。業種を問わない汎用のWebデータベースとして設計されている製品です。JUST.DB公式サイト(2026年9月25日確認)。

なお、ジャストシステムにはWebデータベース製品としてUnitBaseもあります。両製品の使い分けや違いについて、本記事では公式に確認できた範囲を超えた比較はしません。UnitBase側の確認点はUnitBaseの機能と導入前の判断基準で整理しています。製品選定の際は、公式の案内・営業窓口で自社要件との適合を確認してください。

公式に案内されている主な機能

機能公式の説明の要点
JUST.DB Blueprint生成AIへの「ことば」による指示とマウス操作で業務システムを自動構築
AI-OCR手書き書類や帳票の自動データ化を標準搭載
データフローデザイナー追加プラグインや外部RPAなしでデータの自動処理を実現
ワークフロー条件分岐・合議・決裁・代理承認など日本の商習慣に対応
外部API連携外部サービスとの連携に対応

公式サイトは「外部サービスやプラグインいらず」のオールインワン提供を特徴として挙げています。裏を返すと、導入判断では「自社の業務がこの標準機能の範囲で収まるか」を確認することが中心になります。トライアル(公式に無料トライアルの案内あり)では、実際の業務データの形式で、帳票の読み取り精度や承認経路の再現可否を確かめてください。JUST.DB公式サイト(2026年9月25日確認)。

料金の考え方。同時ログインライセンスの見積もり方

JUST.DBは、登録ユーザー数ではなく同時ログイン可能なユーザー数で料金が決まる「同時ログインライセンス」を採用しています。公式サイトでは月額149,000円(税別)からと案内され、登録ユーザー数を気にせず全社員にアカウントを配布できることが特徴とされています。JUST.DB公式サイト(2026年9月25日確認)。

この体系で見積もる際は、「全社員数」ではなく「同時に使う人数」を数えます。考え方は次の通りです。

まず、利用が集中する場面を洗い出します。朝礼後の日報入力、月末の経費申請、締め日の承認処理など、特定の時間帯に操作が集中する業務があるかを確認します。次に、その場面での同時利用者数を部門ごとに見積もり、余裕を持たせるか、集中を業務側の運用(申請期限の分散など)でならすかを決めます。

また、同時ログイン型では「ログインしたまま離席する利用」の扱いも運用に関わります。トライアル時に、セッションの扱い(自動ログアウトの条件など)と、同時ログイン数の上限に達した場合の挙動を確認しておくと、本番導入後の現場からの問い合わせを減らせます。

なお、本記事で確認できた公式掲載額は「月額149,000円(税別)から」という下限の表記のみです。同時ログイン数ごとの価格刻みは公式の料金確認ページ・見積もりで確認してください。ライセンス費用のほかに、初期の構築作業や運用開始後の改修をどの体制で行うかも、総額の比較に含めることを勧めます。継続費用の考え方は保守費用の考え方も参考になります。

導入前に確認したいこと

第一に、既存データの移行です。ExcelやAccessからの移行では、データの持ち方(1行1件になっているか、結合セルや複数の表が混ざっていないか)の整理が先に必要です。移行対象の一覧を作り、優先順位をつけてから始めてください。

第二に、権限と運用ルールです。全社員にアカウントを配布できる体系は便利な反面、部署ごとのデータの見せる範囲、作成権限を持つ担当者、作られたアプリの棚卸しルールを決めないと管理が難しくなります。

第三に、他ツールとの比較軸です。ユーザー数課金の製品と同時ログイン課金の製品では、同じ利用人数でも総額が大きく変わります。たとえばユーザー課金型のZoho Creatorの料金とできることのような製品と比較する場合は、利用人数・同時利用数・必要機能の条件をそろえて試算してください。kintoneなど他のWebデータベースからの検討であれば、kintone導入とExcel脱却の判断軸も参考になります。

第四に、導入の順番です。最初から全社のワークフローを一斉に置き換えるのではなく、紙とメールで回っている申請を1つ選んで置き換え、申請者・承認者の双方の負担が下がることを確認してから広げる進め方が定着しやすくなります。全社基盤として使える製品でも、立ち上げは小さく始められます。

JUST.DBに関するFAQ

JUST.DBの料金はいくらですか?

公式サイトでは月額149,000円(税別)からと案内されています。同時ログイン数に応じたライセンス体系のため、具体的な金額は自社の同時利用規模をもとに公式の料金案内・見積もりで確認してください。JUST.DB公式(2026年9月25日確認)。

プログラミング知識がなくても使えますか?

公式には、プログラミングの知識やスキルは一切不要で、マウス操作と生成AIへの指示で業務システムを構築できると案内されています。ただし、データの設計(何をどの表で管理するか)や権限の考え方は必要になるため、業務を整理できる担当者を決めて進めることを勧めます。

UnitBaseとはどう違いますか?

いずれもジャストシステムの製品ですが、本記事では公式に確認できた範囲を超えた機能比較はしていません。選定時は、自社の要件(利用人数・帳票・ワークフロー・連携先)を書き出したうえで、公式の案内で両製品の適合を確認してください。

業務データベースの導入は要件の整理から相談できます

ノーコード総研では、ノーコードやAIを活用した業務システムの受託開発をご相談いただけます。「JUST.DBのような製品で足りるのか、個別開発が必要なのか」という段階でも、対象業務と必要機能の整理から一緒に検討できます。

個別開発と比較する場合の費目はシステム開発費用の内訳で確認できます。まずは管理したいデータと業務の流れを書き出して、ノーコード総研に相談することから始めてみてください。

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